正社員介護士になるメリットとデメリット

介護業界は学歴や経験を問わないところが多いので、門戸が広い業界です。正社員になれるチャンスも多いと言えます。
正社員として介護士になった方が良いのだろうか、どうだろうかと迷っている人は、正社員になるメリットとデメリットについて知っておきましょう。正社員の介護士になるメリットは、外部研修に行けたり施設内研修を受けられたりするので介護スキルが上がることが挙げられます。
資格取得の支援をしてくれる施設も多くなってきているので、働きながら資格を取ることができます。資格取得ができたら、昇進も目指せる点も正社員のメリットになります。
そして、正社員の介護士になると給与は月給制となることが多く、毎月安定した収入が見込めます。また、社会保険や厚生年金に加入できるので安心です。
また、正社員は定期昇給や賞与、そして福利厚生制度を受けられるのもメリットになります。では、デメリットをみてみましょう。
入所型の施設で働く場合、介護士は24時間介護サービスを提供しなければなりません。そのため、夜勤が発生します。
平均で月に4回くらい夜勤に入らなければならないのですが、職員数が少ないところだと5回から6回くらい入らなければならないことがあります。夜勤が多くなると生活リズムが狂い、体調を崩す可能性があります。
そして、休みが不規則になるというのもデメリットです。もし、小さい子どもがいる、介護が必要な家族がいるなど、家庭の事情で夜勤ができない場合は、デイサービスをはじめとする日勤のみの施設への就職を検討しましょう。